「犬のおやつと人のおやつ、別々に作るのは正直めんどくさい」
そんな人に向けた、取り分け前提の大学芋です。
主役はシンプルにさつまいも。
まずは油でじっくり火を通し、さつまいもそのものの甘みを最大限に引き出します。
犬用はここで完成。
人用だけ、後から蜜を絡める設計なので、同じ鍋・同じ工程でも無理なく分けられます。
犬には余計な甘味料を使わず、さつまいもの自然な甘さだけ。
人間用は、砂糖とみりんで王道の大学芋に仕上げます。
「犬用だから味はそれなり」ではなく、
人用としてもしっかり美味しい大学芋を作りたい。
そんな前提で考えたレシピです。
このレシピの3つのポイント
・さつまいも本来の甘さを活かす設計
・味付け前に取り分けるシンプルな工程
・犬も人も無理のない甘さバランス
最初にじっくり火を通すことで、砂糖に頼らなくても甘みの土台が完成します。
犬用はこの段階で十分満足感があります。
大学芋の効能について
大学芋の主役であるさつまいもは、シンプルだけど実はかなり優秀な食材です。
エネルギー補給に向いた炭水化物
さつまいもに含まれる炭水化物は体内でブドウ糖に分解され、脳と体のエネルギー源になります。
勉強や仕事で集中力を使ったあと、「甘いものが欲しくなる」のは自然な反応。
大学芋は、お菓子よりもゆるやかにエネルギーを補給できます。
食物繊維による腸内環境サポート
さつまいもは不溶性・水溶性の食物繊維をどちらも含み、腸の動きを助ける働きがあります。
受験期や忙しい時期は、生活リズムの乱れやストレスで便秘になりやすいもの。
皮ごと使う大学芋は、腸内環境を整えるサポート食材としても相性が良いです。
ストレスがかかる時期の間食として
甘味には、気持ちを切り替えるスイッチの役割もあります。
大学芋は
・油分が控えめ
・砂糖の量も調整しやすい
・温かくても冷めても食べやすい
という点から、気分転換の間食として取り入れやすいのが特徴です。
犬にとってのメリット
犬にとっても、さつまいもは
・消化しやすい炭水化物源
・食いつきが良い
・食物繊維を補いやすい
という利点があります。
ただし糖質量は多いため、あくまで「おやつ」「補助食」扱いが前提。
味付け前に取り分け、量を調整すれば、犬と一緒に楽しめる食材です。
分量(人2〜3人分+犬1食分)
主材料
さつまいも:2本(約400〜450g)
大学芋は紅あずま・鳴門金時・シルクスイートなど、水分が多すぎず、焼くとホクッとする品種が向いています。
人用・蜜
砂糖:大さじ5
みりん:大さじ5
醤油:大さじ2(香り付け・省略可)
その他
油:大さじ2
黒ごま:適量(仕上げ用・犬も可)
作り方
犬用・人用 共通の工程
1. さつまいもをスティック状に切る
だいたい1cm角ぐらいだと犬、人共に食べやすいです
2. 水に10分ほどつけてあく抜きする
3. レンジでさつまいもの芯まで熱を通す
竹串で刺してスッと通るようになっていればOK
4. キッチンペーパーで水分をよく拭き取ります
水分をしっかり拭き取ることで、油はねを防ぎ、表面がカリッと焼け、タレがきれいに絡む大学芋に仕上がります。
5. フライパンに油を大さじ2入れてさつまいもを入れる
常温油からスタートすることで油温がゆっくり上がる段階で、糖化前に表面だけ焼けることを防ぎ、さつまいも全体の甘みを引き出します。
6. 中火(弱め)で表面に焼き色が付いたら犬用と人用に取り分けます
7. 好みに合わせて少量の黒ゴマを振ったら犬用の出来上がり。
人用だけの工程
8. 蜜を作る
別のフライパン、または同じフライパンで油を軽く拭き取り、砂糖・みりん・醤油を入れて中火にかけます。
9.弱火から中火で焦げないように気をつけながら水分を飛ばす
粘度はヘラでなぞると線がかけるようになる程度が目安です
10. さつまいもを絡める
火を入れすぎると飴状になるので、絡んだらすぐ火止めがコツです
11. 黒ごまを振って完成
器に盛り、黒ごまを振ったら完成。外はほくっと、中はしっとりした大学芋になります。
犬と人、どちらかを我慢させるのではなく、同じキッチンで無理なく完結する。
そんな大学芋を目指しました。
味付け前に取り分けるだけで、安全性も満足感も両立できます。
日常のおやつとして、気負わず続けられる一品になれば嬉しいです。
※さつまいもは糖質が多いため、主食ではなくおやつ扱いが前提です。犬に与える量は体格に合わせて調整してください。































